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2024.02.09

ー室外機に蜂の巣を作られたときの駆除方法とNGを解説ー

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エアコンの室外機に蜂の巣が作られてしまったら、どうすればいいでしょうか?

この記事では室外機に蜂の巣ができる原因と、駆除する方法、駆除しないと起こるデメリットついて解説します。

エアコンの室外機に蜂の巣ができてしまったら、ぜひこの記事を参考にしてください。

室外機に蜂の巣が作られてしまう理由

蜂は巣を作るときに、雨風と直射日光が当たらない場所を選びます。

雨風は湿気に弱い巣を壊す可能性があり、直射日光は巣の温度を上げすぎる心配があります。

室外機は屋根や壁に囲まれていることが多いので、雨風と直射日光を避けることができ、蜂にとって非常に住み心地のいい場所です。

ほかにも狭く閉鎖的な空間を好むため、外敵から身を守ることに優れる室外機の内部は蜂にとって理想的な空間です。

人間の近くは餌が豊富なことも理由の一つでしょう。甘い花や果物のほかにゴミもあり、蜂にとって餌の確保に苦労しません。

以上の理由から、室外機は蜂にとって理想的な巣作りの場所です。

特に、4月~5月頃に女王蜂が巣を作るために飛び立つ時期には、ちょうどエアコンが稼働していないので、室外機は静かで安全な場所になっています。室外機に蜂の巣が作られてしまうことが多いのはそのためです。

室外機に巣を作りやすい蜂の種類として、アシナガバチが有名です。

アシナガバチは低い位置に巣を作る習性があり、2cm程と小さいので室外機の隙間にも侵入できてしまいます。

アシナガバチは比較的おとなしい蜂です。しかし夏から秋にかけては活発になるので、室外機に巣があるときは近づかないように注意してください。

室外機に蜂の巣が作られてしまった場合は、専門の業者に依頼して安全に駆除してもらうのが最善です。自分で駆除しようとすると蜂に刺される危険や、室外機を故障させてしまう可能性があります。

蜂の巣が作られないようにするには、室外機の隙間や穴をふさぐことが効果的で、室外機のメンテナンスを定期的に行うことも大切です。

エアコンが故障する可能性!2つのNG

蜂の巣を自分で駆除する場合と放置する場合、どちらもエアコンを故障させてしまう可能性があるので注意が必要です。

室外機の内部に殺虫剤をスプレーするのはNG

エアコンの室外機に蜂の巣が作られてしまったとき、自分で駆除しようと思うかもしれません。その場合、スプレータイプの殺虫剤を使うのは絶対にやめましょう。

スプレーの殺虫剤は室外機に大きなダメージを与えるからです。

室外機は精密機械で、電気系統やさまざまな回路が内部にあります。

殺虫剤は液体やガスの形で室外機の内部に侵入し、電気系統にショートや腐食を引き起こす可能性が高く危険です。

蜂の巣を駆除するためにエアコンを故障させてしまっては、修理に高額な費用がかかってしまいます。

また殺虫剤は蜂に刺激を与えて攻撃的にさせたり、死んだ蜂が室外機の中に残ったりして機械に悪影響を及ぼしかねません。

早く駆除したいからといって、エアコンの中に直接殺虫剤をスプレーするのは厳禁です。

蜂の巣を放置するのはNG

エアコンの室外機に蜂の巣が作られてしまったとき、放置しておくのは良くありません。

回転するファンが、巣や蜂を巻き込んでしまい故障する可能性があります。

室外機はファンを使って空気を送り出したり吸い込んだりしています。回転するファンに蜂の巣が巻き込まれてしまうと回らなくなり、故障の原因になってしまいます。巻き込まれた蜂の巣が室外機の中に詰まるのも良くないでしょう。

また繁殖して増えた蜂が室内に侵入してくる可能性もあり危険です。

室外機に作られた蜂の巣は、放置しておくとどんどん大きくなります。特に夏から秋にかけては蜂が活発になって巣を拡張するため、室外機の近くに人間がいると攻撃的になった蜂に襲われる危険性が高いです。

また室外機から室内に侵入してくる蜂もいるかもしれないので安心できません。

このような理由から、室外機に作られた蜂の巣を放置するのはやめましょう。

室外機に作られた蜂の巣を駆除するには

エアコンの室外機に蜂の巣が作られてしまったとき、自分で駆除するのは危険です。

内部に蜂の巣を見つけたときは、専門の業者に依頼して駆除してもらうのが最善です。

しかしどうしても自分で駆除したいという場合は、燻煙タイプの殺虫剤を使う方法があります。燻煙タイプの殺虫剤は、発煙させると煙が出て、その煙が殺虫効果を持つものです。

この方法で駆除するには以下の手順で行ってください。

1.室外機を大きなビニール袋で完全に覆い、隙間がないようにテープでしっかりと固定する

2.ビニール袋の中に燻煙剤を入れて発煙させ、すぐにテープでふさぐ

3.ビニール袋から逃げ出した蜂を殺虫スプレーで駆除する

4.蜂が出てこなくなったら翌日まで放置して待つ

5.ビニール袋を取り除き、室外機の蓋を外して中をチェックする

6.内部の死んだ蜂や巣を取り除き、ゴミ袋に入れる

7.周囲の死んだ蜂も、針に触れないようにほうきで掃き集めてゴミ袋にまとめ処分する

8.忌避スプレーを室外機の周りに吹きかけて、再発を防ぐ

家の中に蜂が入ってきたときの安全な追い出し方

室外機の中の巣で増えた蜂が家の中に侵入してくる可能性があります。

室内に蜂が入ってきたときは、パニックにならずに冷静に対処することが大切です。

蜂は人間を攻撃するのではなく自分の身を守るために刺すので、刺激を与えないようにしましょう。

室内から蜂を追い出すには、以下の手順で行います。

1.カーテンやブラインドを閉めて、部屋を暗くする

2.1か所窓を開けて、外の明るさを入れる

3.蜂が窓の方に向かい、出ていくまで静かに待つ

蜂は明るい方に向かう習性があり、部屋を暗くして窓を開けると外の光に誘われて自然に出ていきます。

このときに蜂に近づいたり手で払ったり、殺虫スプレーをかけたりしないでください。

蜂に刺激を与えることになり、逆に攻撃される可能性があります。

まとめ

室外機に蜂の巣が作られる被害が多いのは、蜂が好む条件を満たした場所だからです。

稼働していない時期に侵入され巣を作られるので、気が付かずエアコンを稼働させると故障の原因になってしまいます。

発見した場合、すぐに専門業者に依頼するのが望ましいです。が、自力で駆除するなら必ず燻製タイプの殺虫剤を使用してください。

室外機に蜂の巣を作られないように、定期的に内部をチェックしましょう。

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