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2024.05.17

ー賃貸物件の蜂駆除費用は誰が負担するの?予防策も知っておこうー

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暖かくなってくる4月以降は、蜂が活発に動き出す時期になります。

家のベランダや庭・最悪の場合は室内に巣を作られてしまう場合もあります。

そこで気になるのが「賃貸物件での蜂駆除」。

自分所有の家と違い、賃貸物件では誰に連絡し蜂駆除をおこなえば良いのか考えてしまいますよね?

また、賃貸物件の場合、誰が蜂駆除費用を負担するのか気になるところ。

この記事では、賃貸物件の蜂駆除は誰に連絡をし、誰が費用負担するのかを解説します。

現在賃貸物件に住んでいる方はもちろん、そうでない方も頭の片隅に入れておいてください。

賃貸物件の蜂駆除負担は場所によって異なる

賃貸物件の蜂駆除費用負担は、巣ができる場所によって異なります。

以下の部分別で解説します。

・共有部分

・専有部分

・賃貸戸建て

共有部分

賃貸物件の共有部分とは「エレベーター・エントランス・階段・ゴミ捨て場」など、入居者個人だけでなくアパートに住んでいる方が誰でも行き来できる場所を指します。

共有部分に蜂の巣ができた場合、管理会社が費用を負担し蜂駆除をおこないます。

アパートの共有部分で蜂の巣を見つけたら、自分が負担しなければいけないのではないかと不安に思っている方は安心してください。

賃貸物件では、入居者が問題なく住めるよう管理者が修理・修繕する義務があるため、躊躇せず管理会社に連絡しましょう。

専有部分

賃貸物件において専有部分とは「ベランダ・軒下・窓」など、入居者のみ利用できるスペースを指します。

専有部分に蜂の巣ができた場合、基本的には入居者負担で蜂駆除をおこないます。

入居者は「自分が借りている場所の維持管理をする」義務があり、蜂の巣対策も対象になるからです。

しかし、家賃とは別に「管理費・共益費」を支払っている場合は管理会社が負担してくれる可能性があります。

また、管理会社によっては費用の一部を負担してくれる場合があるので、まずは遠慮なく問い合わせてみましょう。

賃貸戸建て

賃貸戸建ての場合、アパートとは異なり家の内外・敷地を含めた全てが入居者の専有部分となります。

そのため、基本的には蜂駆除の費用負担は入居者が担う必要があります。

ただし例外があり、引っ越してきたときに蜂の巣を作っている段階の場合、管理会社の負担で蜂駆除をおこなうのが妥当でしょう。

管理会社と入居者の間で食い違いが出ないよう、契約の際は蜂駆除負担について話し合っておく必要があります。

賃貸物件で蜂駆除をおこなう際の3つの注意点

賃貸物件で専有部分に蜂の巣ができた場合、自分で駆除しようと考える方もいるのではないでしょうか。

蜂駆除を自分でおこなう際は、以下の注意点があります。

1.安全に蜂駆除ができるか見極める

2.においに気を付ける

3.黒い服を避ける

まずは、安全に駆除作業がおこなえるのか蜂の巣ができている場所を確認しましょう。

不安定な場所にある場合や、スズメバチなど毒性の強い種類の蜂は、危険なので無理をせず業者への依頼を検討してください。

蜂駆除作業を自分でおこなう際も注意が必要。

蜂は、甘いにおいを花や蜜と勘違いして近づいてくる習性があるため、作業中に着用する服は無臭のものを選びましょう。

また、汗のにおいに反応する可能性があるため、シャワーを浴びるなど対処する必要があります。

さらに、蜂は黒いものに反応する習性をもっているため、黒いものを身に付けないほか、髪の毛をしまうなど徹底しましょう。

自治体によっては防護服のレンタルをおこなっているため、役所に問い合わせるのもいいかもしれません。

賃貸物件に蜂の巣を作らせないための対策4選

そもそも蜂の巣を作らせなければ、蜂駆除しなくて済みますよね。

賃貸物件に蜂の巣を作らせないための対策を以下の4つ紹介します。

1.においに気を付ける

2.木酢液を塗る

3.殺虫剤を撒く

4.虫よけネットを張る

1.においに気を付ける

蜂はにおいに敏感で、特に甘い香りは花や蜜と勘違いして寄ってくる傾向にあります。

そのため、洗濯物をベランダに干す場合は、柔軟剤のにおいを無香料に変えるなど対策が必要です。

ベランダに花を植えている場合は、部屋で育てられる観葉植物に変更するなどの対処をするといいかもしれません。

また、部屋に飲みかけのジュースを放置するのは蜂が寄ってくる可能性があるため危険です。

2.木酢液を塗る

炭を作るときにできる液体、木酢液。

かなり強烈な焦げ臭いにおいを放つため、蜂が嫌がり近づきません。

そのため、ベランダや軒下など、蜂が来る場所へ木酢液を塗ると効果的です。

水に流れてしまうので、雨に濡れた場合は再度塗布しましょう。

一方、蜂だけでなく人も強烈なにおいを感じるのがデメリット。

賃貸物件の場合、周辺住民への配慮のためにも塗布する場所は気を付けましょう。

3.殺虫剤を撒く

蜂が飛んでくる場所にスプレー式の殺虫剤を定期的に撒くのも効果的でしょう。

殺虫剤も木酢液と同様、水に流れてしまうので雨に濡れたら再度スプレーする必要があります。

また、殺虫剤は人体への影響はないと記載しているメーカーがありますが、お子さまがいる家庭で心配なら場所を考えて使用してください。

殺虫剤は蜂駆除する際にも使用できるので、念のため多めに保管することをおすすめします。

4.虫よけネットを張る

虫よけネットは、ベランダに張ることによって、蜂が入り込むスペースを物理的になくす方法です。

種類によってネットの網目の大きさは異なりますが、目が細かなタイプを選べば蜂以外の小さな虫対策にも効果的でしょう。

一方、ベランダの見栄えが悪くなるほか布団が干しづらくなるデメリットがあります。

また、虫よけネットはベランダ以外にもエアコンの室外機や換気扇にも使用可能。

蜂が入る隙間を与えないようにネットで覆うだけで、簡単に蜂対策ができますよ。

まとめ

今回は、賃貸物件の蜂駆除費用は誰が負担するのかを解説しました。

ポイントは3つ。

1.共有部分は管理会社が負担

2.専有部分は入居者が負担

3.賃貸戸建ては基本的に入居者負担

また、契約や管理会社によっては、専有部分の蜂駆除費用を一部負担してくれる場合があるため、必ず問い合わせましょう。

入居者負担だからといって、自分で蜂駆除をおこなうのはリスクが伴うため、少しでも不安な場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。

蜂を寄せ付けない対策をし、安心して過ごしましょう。

当社は蜂駆除をおこなっています。

お気軽にご相談ください。

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