2024.05.24
ー蜂対策に木酢液が効果的!使用方法や注意点を知ろうー
「家の周りに蜂が飛び回っていて怖い」「蜂対策に殺虫剤を使用したいけど、小さい子供がいるから安全な方法が知りたい」
このようなお悩みを抱えていませんか?
薬剤を使用しない蜂対策には、木酢液がおすすめです。
この記事では、木酢液の使用方法や注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
蜂対策に効果的な木酢液とは?
木酢液とは、木炭を作る際に発生する煙の成分を冷やし蒸留したものをいいます。
木酢液は、蜂対策のほか、農作物の害虫対策・抗菌・抗カビ・消臭などにも効果的。
植物にかかっても安心なところが、薬剤を使用したくない場合に最適です。
木酢液の最大の特徴は、なんといっても焦げたような鼻にツンとくるニオイでしょう。
この強烈なニオイが、蜂対策には高い効果を発揮します。
蜂などの虫は火を恐れるのですが、木酢液の独特なニオイが山火事を連想させるため拒絶反応を起こします。
そのことから、蜂は木酢液を撒いた付近には近付かなくなるのです。
蜂にはミツバチ・アシナガバチ・スズメバチなどの種類がありますが、木酢液は蜂全般に効果があるので試してみてはいかがでしょうか。
木酢液を使用した蜂対策3選
木酢液を使用した蜂対策の方法を3つご紹介します。
1.ペットボトルに入れる
2.バケツに入れる
3.スプレーする
それぞれ詳しく解説します。
1.ペットボトルに入れる
蜂が寄ってくる場所に木酢液を設置するのですが、ペットがいるお宅は要注意。
木酢液の独特なニオイはペットも嫌がるため、設置場所や方法を考慮する必要があります。
その点、ペットボトルに入れる方法は適しているため安心して設置できるでしょう。
木酢液で蜂対策する方法は以下のとおり。
水と木酢液を1:1で希釈したものをペットボトルに入れキャップを閉めます。
液が漏れないように、ペットボトルの上の部分に複数穴を開けて物干し竿などに設置すれば完成です。
なお、約一か月ごとに取り替えると効果が持続します。
2.バケツに入れる
最も簡単なのが、木酢液をバケツに入れて設置する方法です。
水と木酢液を1:1の割合で入れたら蜂が寄ってくる場所に設置し、約一か月ごとに取り替えます。
お手軽な一方で、置く場所には注意が必要。
ベランダや庭に設置した場合、ペットが水だと勘違いして口にしたり、倒してしまったりするデメリットがあります。
また、屋根がない場所への設置は雨が入って木酢液が薄まってしまいます。
設置場所に注意を払えば、簡単かつ効果的な方法でしょう。
3.スプレーにする
先ほどご紹介した、木酢液をペットボトルやバケツに入れる方法だと置き場所に困る方には、スプレーがおすすめです。
水と木酢液を1:1で割りスプレーボトルに入れ、蜂が寄ってきそうな場所に吹きかけるだけなので簡単ですよ。
また、スプレータイプなら手が届きにくい場所への散布も可能なので、狭い隙間などへの対策としても効果的です。
注意点は、洗濯物に吹きかけてしまわないこと。
強烈なニオイとともに、色も付いてしまうため気を付けましょう。
蜂対策に最適な木酢液の選び方
蜂対策に効果的な木酢液ですが、どのように選べば良いのでしょうか。
ポイントは以下の3つです。
1.日本木酢液協会認証マークがあるか
2.木酢液の色が濃いめの褐色であるか
3.原材料・酸度・pHなどの規格が明確に表記されているか
日本木酢液協会認証マークとは「木酢液認証協議」で定められた基準をクリアした商品に与えられる商標です。
製造設備や方法・原材料・品質管理などそれぞれ厳しい審査があり、全部クリアしなければいけません。
このように、厳選なる基準をクリアした木酢液は優秀といえるため、まずは認証マークの有無を確認しましょう。
木酢液を選ぶポイントとして、色に注目してみましょう。
透明度が高い濃い褐色は、純度が高い証拠です。
安さにこだわりすぎてしまうと、沈殿物や濁りが多いかもしれません。
購入時は目で確認しましょう。
木酢液は、原料の木材によって品質が大きく異なります。
カエデ・ナラ・スギ・クヌギ・マツなどから抽出された木酢液は、蜂よけ効果が高いでしょう。
上記の木材を使用していても、防腐処理・殺虫消毒・廃材を加工したものは、認定基準外なので注意が必要です。
なお、品質が良い酸度は2%〜12%です。
木酢液の3つの注意点
木酢液を使用する際の注意点を3つ紹介します。
1.直射日光を避ける
2.希釈濃度を守る
3.定期的に入れ替える
1.直射日光を避ける
木酢液は、長時間日光に当たると劣化してしまいます。
そのため、蜂よけに設置する場合はもちろん、保管するときにも高温多湿を避けて日陰を選びましょう。
ベランダや庭に設置する場合は、直射日光以外にも小さなお子さまやペットにも注意が必要です。
誤って口に入れることがないよう、保管場所や方法には気を付けてください。
2.希釈濃度を守る
木酢液の使用方法でもお伝えしましたが、通常は希釈して使います。
蜂対策に使用する場合は、水と1:1の割合で薄めましょう。
濃度が高い方が効き目があると思いがちですが、逆効果になってしまう可能性があるため、正しく使用してください。
木酢液は、蜂よけと同時に植物の活性化にも効果的ですが、あまり濃いと植物に悪影響を与えかねません。希釈濃度は必ず守りましょう。
3.定期的に入れ替える
ペットボトルやバケツを用いて木酢液を使用する場合は、約一か月ごとに新しいものと交換しましょう。
また、気を付けたいのがバケツに入れて使用するケース。
置き場所によりますが、雨水やほこり・ゴミなどが入ってしまうと、木酢液が薄まってしまい十分な効果が得られません。
木酢液を定期的に入れ替えることが必要になります。
まとめ
今回は、蜂対策に効果的な木酢液を紹介しました。
蜂は、木酢液の独特なニオイを嫌がるため、蜂よけには効果的です。
木酢液を使用した蜂対策には以下の3つの方法があります。
1.ペットボトルに入れる
2.バケツに入れる
3.スプレーにする
また、木酢液は品質が保証されている、日本木酢液協会認証マークが付いているものを選ぶと安心です。
人に対して害はありませんが、小さなお子さまやペットが届かない場所に設置するなど、工夫して安全に蜂対策をおこないましょう。
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