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2024.06.14

ー蜂駆除に粘着シートは効果的?メリットや注意点も解説ー

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家の近くをスズメバチが飛び回っているので、どうにかしたい。

そのようなお悩みを抱えるなかで、「蜂対策グッズは数多くあるけど、粘着シートは効果的なのかな」

と考えている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、蜂駆除に粘着シートを使用する場合について紹介します。

蜂駆除に効果的な粘着シートの活用方法

強い粘着力で蜂駆除に効果的な粘着シート。

どのように活用するのかを以下2つの項目で紹介します。

・スズメバチの習性を利用し高い位置に設置する

・仕掛ける時期が重要

スズメバチの習性を利用し高い位置に設置する

スズメバチは、高さ1メートルから3メートルほどの位置を頻繁に飛び回る傾向があります。

そのため、粘着シートを設置するならその高さにしましょう。

スズメバチを捕獲する用の粘着シートは、引き寄せたうえで強力な粘着力で逃げられなくし、捕獲する方法です。

蜂駆除用の粘着シートは、通販やホームセンターで購入可能です。

仕掛ける時期が重要

蜂駆除用に粘着シートを使用する際は、設置する時期も非常に重要です。

スズメバチの女王蜂は冬眠から目覚めた4月頃に巣作りを始めます。

そのため、昼間の気温が15度前後まで上がってきた頃には粘着シートを設置しましょう。

また、スズメバチの活動は秋にかけてピークを迎えます。

こまめに粘着シートを取り替えるなどして対応しましょう。

蜂駆除で粘着シートを使用する際の2つの注意点

蜂駆除で粘着シートを使用する際の注意点を以下の2つ紹介します。

・回収するときも念入りに

・おとり蜂は用意しなくても良い

1.回収するときも念入りに

粘着シートで捕獲し、蜂駆除が成功してからも注意しなければいけません。

時間が経てば粘着シートに付いた蜂は死んでしまいます。

しかし、回収するときに生きている可能性があるため、念入りに処理する必要があります。

粘着シートを回収する前に殺虫スプレーをかけ、しばらく置いたあとに袋に入れ処分すると確実です。

また、万が一のことを想定し、手袋の着用やトングを使用するなど肌の露出は避けるのが無難でしょう。

2.おとり蜂は用意しなくても良い

「おとり蜂」とは、生きた状態のスズメバチを3匹程度粘着シートに貼り付けて、仲間を呼び寄せる方法です。

まとめて駆除できるので効果的な方法ですが、デメリットもあります。

生きたスズメバチを獲るのは容易ではありません。

おとりを獲るために刺されたりケガをしたりしては意味がないのです。

また、スズメバチの中でも種類が違うと効果は出ないので、無理に用意しなくても良いでしょう。

スズメバチの生態とは

ここからは、以下のスズメバチの生態を紹介します。

・危険を察知すると「警報フェロモン」を出す

・身を守るために攻撃する

・攻撃するまでに順序がある

・7月から10月まで活動が活発する

危険を察知すると「警報フェロモン」を出す

スズメバチは、仲間同士が「フェロモン」でコミュニケーションを取っています。

さまざまなフェロモンに分類されるなかでも、特に働き蜂から出る「警戒フェロモン」に注目してみましょう。

巣に外敵が近づいた場合や、危険を仲間に知らせるときにフェロモンを出します。

ただでさえ、スズメバチに刺されると命を落とす危険性があります。

スズメバチが危険と感じて警戒フェロモンを分泌し、仲間から一斉攻撃を受ける可能性があるため、見かけても刺激しないことが重要です。

身を守るために攻撃する

スズメバチが攻撃をするのは、基本的に巣を守るときと身に危険を感じたときです。

蜂の中でも性格が荒く凶暴なスズメバチは、巣や自身に危険が及ぶと判断すると、ときには集団で襲ってくる場合もあります。

カチカチと音を鳴らしながら威嚇後攻撃し、刺すのみならず毒をまき散らすなど非常に危険です。

また、同じ針で何度も刺すことが可能といわれています。

攻撃するまでに順序がある

スズメバチの攻撃には三段階の順序があります。

ます第一段階は、敵を見つけたときに空中をぐるぐる回りながら様子を見て「警戒」すること。

第二段階は、カチカチと音を立てながら敵の周りを飛ぶこと。

ここまでの間に離れれば攻撃してきません。

しかし、さらに刺激を与えてしまうと最終段階の容赦ない攻撃で襲ってきます。

スズメバチを見かけた場合は、ゆっくりその場から離れるといいでしょう。

7月から10月まで活動が活発する

スズメバチが活発に活動する期間は、7月から10月頃。

そのため、上記の時期にスズメバチを見かけたときには攻撃性が高まっており注意が必要です。

また、朝の6時前後にエサを探しに飛び回っています。

昼間は活発に活動し、夕方から夜にかけて巣に戻ってきます。

蜂駆除に効果的な時間帯が日没頃といわれているのは、このような理由からです。

蜂に刺されないための対策2選

蜂に刺されないための対策を、以下の2つ紹介します。

・刺激しない

・身に付けるものに気を付ける

1.刺激しない

先ほどもお伝えしたとおり、蜂はこちらから刺激しない限り攻撃してきません。

そのため、蜂に刺されないためには蜂の巣を攻撃したり震動を与えたりしないことが非常に重要です。

蜂が近くにいると、驚いて手で振り払うなどの行動をしてしまいがちですが、急な動きでさらに刺激を与えてしまうため注意が必要。

見かけたら、そっとその場から離れましょう。

2.身に付けるものに気を付ける

蜂に刺されないためには、身に付けるものにも注意しましょう。

蜂は黒色に反応するため、白い服を着るのがおすすめです。

また、動きがあるものに敏感なので、ヒラヒラしたスカートなどは裂けたほうが良いでしょう。

さらに、香水や整髪料・化粧品のニオイに反応する場合があるので、過度な使用は危険です。

汗をかいたらこまめに拭くなど、対処が必要です。

まとめ

この記事では、蜂駆除に粘着シートは効果的なのかを紹介しました。

粘着シートを使用する際は、以下の点を考慮しましょう。

・スズメバチの習性に合わせて2メートルから3メートルのところに設置

・4月頃から巣作り開始するため、昼間の気温が15度前後になったら設置

また、粘着シートを回収する際に蜂が生きている可能性も考えられるため、殺虫スプレーをしたあとに袋に入れましょう。

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